産院の初診 前置胎盤の傾向!?
産婦人科クリニックの受診から約3週後
妊娠15週となる6月半ばに紹介状を持参して産院となる総合病院を受診しました
第一子の時にお世話になった病院なので 勝手が概ね分かり 診察も落ち着いた気持ちで待っていられます
前回出産時は 2020.1と新型コロナウイルスの流行が始まる直前だったので パートナー同伴で診察を受けることができましたが 今回は診察室に入れるのは妊婦さんのみとルールが変更になっていました
1時間ほど待って順番が呼ばれます
初めに紹介状をもとに 前回の出産〜今回の妊娠についての詳しい問診 その後エコーにて赤ちゃんや子宮内の様子をチェックしてくれます
出生前診断については 夫と相談し どんなことが起きても お腹で育ってくれるなら生まないという選択肢はないね と夫婦で確認し合い 行わないことに決めました
そして 期待していたTOLAC(帝王切開後の経膣分娩)ですが
前回の妊娠で妊娠高血圧症候群となった経緯からは 難しいとの判断でした、、
がっかり、、
妊娠や出産に伴う負荷に脆弱な傾向があることが推察され 今回も同様に高血圧になってしまう可能性が高いという理由からです
また高血圧になると胎盤への血液の運搬が滞り 胎盤が十分に育たないことがあるとのことで 28週までバイアスピリンという血液の流れを良くするお薬が始まることになりました
そして エコーでチェック
先生が念入りに 時間をかけて診てくれます
「紹介元の産婦人科では胎盤の位置について何が言われましたか?」
「?? 特に何も言われていません」
「胎盤がだいぶ下の方にありますね この週数ではまだ分かりませんが 前置胎盤の可能性がある 経過を見ていきますね」
前置胎盤は胎盤が正常より低い位置に付着し 胎盤が子宮の出口(内子宮口)の一部または全部を覆っている状態です
生じるのは全分娩のおおよそ1%弱(日本産婦人科学会HPより)
出産時に赤ちゃんよりも胎盤が先に出てしまうため 大出血を引き起こし また胎盤が出てしまうと赤ちゃんは胎盤からの栄養 酸素が供給されない状態になるためとても危険 出産は100%帝王切開となります
子宮が大きくなるにつれて胎盤の位置がずれ 前置胎盤が改善される可能性もあるとのことですが
前医では特に指摘されていなかった 前置胎盤ということば
先生が詳しく説明してくれますが 心の準備もなく伝えられる だいぶリスクの高い内容に ショックが大きく、、
その日は呆然としながら帰路につきました
産婦人科クリニック 助産師さんとの面談
医師からの出生前診断のお話の後
部屋を個室に移動して助産師さんから 前回の出産についてや 現在の環境について聞き取りがありました
第一子の出産では 妊娠10ヶ月目に入った頃から血圧が高くなってしまい 妊娠高血圧症候群の疑いで 毎日血圧測定していました
38週 血圧140/90に上昇したため病院に電話すると そのまま緊急帝王切開となったのでした
母子ともに無事に出産ができ 今では納得していますが その時は経膣分娩で出産できなかったことに少し悔やんでいました
その経過をお話しした際 助産師さんから今回の出産では 経膣分娩の希望はあるかと聞かれました
条件はありますが 産院によってはTOLACという帝王切開後の経膣分娩に取り組んでいる所もあり検討できるのではないかとのこと
そのような取り組みがあるのは知っていましたが 前回 妊娠高血圧症候群になった経緯からリスクが高いのでは と思っていたので正直 提案があったことにおどろき
方針としては経膣分娩をトライしていき もし何が懸念があれば 無理せず帝王切開に切り替えるという考えで 行くことにしました
聞くと第一子を出産した総合病院でもTOLACの試みがあるとのこと
元々 前回の出産の経緯を把握してくれており 周産期センター NICUのある その病院でまた出産をしたいと思っていたので
紹介状を書いていただき かかることになりました
35歳以上での妊娠についての説明
5月半ば4回目の産婦人科受診です
問診とエコーのほかに 血液検査を行いました
そして医師から高齢出産でのリスクの説明をしっかりめに受けます
今回の妊娠判明は36歳 出産時は37歳であるわたし
現在「初産婦では35歳以上、経産婦では40歳以上」を高齢出産と定義されているようです
高齢出産でのリスクは大まかに理解はしていましたが
前回の妊娠時(当時33歳)にはなかった医師からの念押しに 不安があおられました
内容としては
・妊娠合併症が起こりやすくなる
(妊娠高血圧症 妊娠糖尿病 前置胎盤 常位早期胎盤剥離 等)
・胎児の染色体異常を含む先天性疾患の可能性が上がる
でした
冊子をいただき内容に沿って説明を受けます
中でも胎児がダウン症候群を有する可能性について 25歳未満で1/2000、35歳で1/300、40歳で1/100 と確率が記されていました
25歳以下の妊娠と比べると約10倍なんだ、、
その具体的な数字をみるとやはり不安が膨らみます
最後に出生前診断についての説明を受けました
診断の種類 受けられる週数について 費用やメリットデメリットです
ただ知りたいから受けるというのはおすすめできない 受けると決めたならばもし結果に先天性疾患の可能性ありとでた場合 どうするのかどうしたいかパートナーとよく話し合い 出生前診断を受けるかどうかを決めるべき という
医師のことばを受け止めて 家に帰り夫と相談です
その後 助産師さんとのお話
じっくりと時間をとって前回の出産について 今回の妊娠 出産への思いや希望 家族の状況を聴取してくれました
そのお話はまた次回
胎嚢を確認
4月初め(妊娠5週)ひさしぶりの産婦人科に緊張しつつ 近くのクリニックを受診しました
このクリニックでは初診〜母子手帳発行されるまでは予約が取れず先着順+地元で人気のあるクリニックのようで 開院15分前に到着するも早くも開院待ちの方が先に5名ほど並んでいました 私も最後尾に並び立って開院を待つ
超初期からつわりのある方は 立って待つの辛いだろうなあ
コロナ禍のため 来院は診察を受ける人1名のみ可能 子どもの同伴は不可(コロナ前は同伴してもよかったみたい)とあり
聞こえる音はクリニック内に小さな音量で流れるBGMとスタッフの声だけ
その雰囲気にもやや緊張が増します
尿検査提出後 待つこと1時間半、、やっと呼ばれた
医師の問診 経膣エコーでの診察を受けて
*小さな胎嚢ができました*
エコーで確認できると 新しい命がおなかに宿ってくれたことを実感
次回は2週間後 心拍があるか確認しましょうとのこと
3年前に初めての妊娠で7週で初期流産を経験しているため まだまだ安心はできません
祈るような気持ちで 2週間を過ごします
第二子妊娠判明までの経緯
2020年に第一子を迎えたわが家
夫は4人兄弟で育ったのもあり 結婚当初から子どもは2人はほしい それ以上も恵まれれば嬉しいといった考えでした(養えるのかという収入等の問題は置いておいて)
第二子についても 息子が1歳半辺りから次の子どうしようかと夫から話が持ち上がりました
私の方も子どもを2人持てたら嬉しいという希望がありましたが
息子が1歳になったときに復職し やっと仕事と育児のバランスに慣れてきたところだったので その時はとても第二子を考える余裕はありませんでした
年齢差も上の子が イヤイヤ期を過ぎる
4学年差を理想に思っていましたが 夫婦の年齢の問題もありせめて3学年差と考えていました
そこで2歳になった頃から 次の妊娠を考え出し 再び基礎体温を測り始めました
そして4カ月後の今年(2022年)4月
妊娠検査薬の陽性反応が
翌日 家から近い産婦人科にかかることにしました
第一子を授かる前に一度初期流産を経験しているので まだまだ安心はしていませんでしたが
この時は まだこれからの事態を想像するよしもありませんでした